褒章とは
日本の栄典のひとつ。国家や社会への優れた行いに対して、名誉のしるしとして、個人または団体に天皇陛下から授与されます。春と秋の毎年2回行われ、春は4月29日、秋は11月3日に授与。
なんと、70歳以上か条件に該当する55歳以上が対象者なんだとか。
褒章は6種類
紫綬褒章
科学技術分野における発明、発見や学術やスポーツ、文化・芸術分野における優れた業績を挙げた方。
落語家 柳亭市馬さん:明朗快活とした人柄と美声を活かした高座が人気。誰よりも心地よく聞かせてくれると評判。
舞踊家・振付家 近藤良平さん:NHKの子供向け番組などを通じてダンスの普及に尽力。公共の劇場の芸術監督としても活躍。
撮影技師 柴崎幸三さん:「ALWAYS3丁目の夕日」「永遠の0」「ゴジラ-1.0」で最優秀撮影賞 カラーと白黒のライティングを見極め、作品の世界観を創り出している。
黄綬褒章
農業や商工業の業務に精巧し、他の模範となるような技術や実績を有する方。
フレンチシェフ 三國清三さん:誰でも知っているほど有名な日本人フレンチシェフ。西洋料理人として技術の向上に努め、後進の指導にも貢献。Youtubeでもレシピ動画を公開されています。
藍綬褒章
産業振興や社会福祉増進への貢献をたたえる
緑綬褒章
ボランティア活動に従事し、顕著な実績を挙げた方。
紅綬褒章
自己の危難を顧みず、人命救助に尽力した方。
紺綬褒章
公益のため私財を寄付した方。
受章者には
4月29日に発令され、5月12日以降、天皇陛下が皇居で面会されるそうです。
自分にはあまり…というか、全然関係ないと聞き流していましたが、こうやって内容を知ると、授与される際の見方が変わりますね!
観たり聞いたり、心当たりのあるもの、その見えないところで尽力されている方々に焦点を当てられる素晴らしい機会なんですね!
今後の報道が楽しみです!