アメリカ「TIME」誌の必読100冊
青山美智子さん「お探し物は図書室まで」 2023年に唯一選ばれた日本人作家。私は、読んでから随分後にその事を知りましたが、とてもいい作品でした。
英語名「What You Are Looking For Is in the Library 」 by Michiko Aoyama
内容は
5人の主人公からなる5つの短編集。それぞれの人生や仕事にモヤモヤ悩む主人公が訪れた町の図書室(大きな図書館じゃないところがいい)。司書からすすめられたセレクト本によって、いろんなことに気づかされ人生が変わっていく。
本のセレクトだけではなく、この司書さんとの出会いが、主人公を後押ししていく。
なんだかホロっと涙が出たり、読み終わった頃には前向きな気持ちになれる温かいお話。
とても読みやすくて、あまり読書が得意でない人でも、すっと入っていけますよ。
日本語のあとは英語版
英語の勉強されている方には、英語版もおすすめ。お話が分かりやすいので、後で英語版を読んでも何の話だっけ?とはならずに想像しながら読みすすめていけますよ!
自分で選ぶ本じゃなくて、誰かにすすめられるのもなにかいいきっかけが生まれそうで、ワクワクします!

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