TOEIC不正受験…
こんなニュースを知って、なんとも言えない気持ちです。
悲しい…

替え玉は日本だけ
ニュースや記事ではこのようなタイトルで出されているので、世界で日本だけが狙われたというような見え方になりますが、世界各地の非英語圏で起こっているそう。中国人の団体が中国では厳しくてやらないから日本でやった。ということだそうです。
依頼料はおよそ120万円。
いろんな理由があるのでしょうが、120万出せるならもっと他のことができそうです。
約50人中の受験者のうち3割の15人ほどが欠席したという、その15人ほとんどが不正受験の可能性があると考えると、容易にこのようなことができたということですよね。しかもスコアを調整できるなんて。
不正受験が成り立つ背景
悲しいですが、不正受験が成り立つのにはいろんな背景が見えてきそうです。スコアが左右する就職活動や昇進。大手企業が求めるスコアも公表されている中で、その数字に縛られて人間性まで見失う社会。就職する方も雇う側も改めて、求める人材に必要なものは何なのかを考えなければいけないですね。
TOEICとは
国際コミュニケーション英語能力テスト。英語によるコミュニケーションとビジネス能力を検定するための試験。
Webテストなどでの不正は今後も続くと思われるという見解があるほど、いろんな電子機器などの発達に向けた対策も必要になりそうです。
私の周りには、語学学習を楽しみながら、でも苦戦しながら取り組んでいる人がたくさんいます。確かに簡単ではありません。だからこそ、資格の価値を下げるようなことはしないでほしいと思います。
語学学習は点数じゃない
語学学習は、本当に自分の世界を広げてくれます。おおげさな言い方かもしれませんが、本当にそう思うんです。文化の違いや交流によって考え方の違いを知ったり、その言語の土地に愛着を持ったり。世界を動かすような仕事ができたり。たくさんの人にそれを感じてほしいです。
さ、また勉強します。
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