読書のすすめ:一汁一菜でよいという提案

Book

料理研究家・土井善晴さんの著書。関西人にとってかなりなじみのある方ですが、話題になっていたこの本は、読んでよかったと思います。


題名からただ、ご飯とお汁でいんですよ!という話で和食見直そうという流れかと思っていたら、日本、和食の歴史、文化、時代や経済でみえる家庭状況、料理人とお客さんからの角度やら、器の話に至るまでいろんな関心ごとでいっぱいでした。

現代人の生活と文化

本当に自分でも感じていますが、便利なものが増えました。すぐに食べれるもの、1本で味が決まる調味料。時短調理に使える電化製品、シリコンでできたコンテナーやビニール袋などなど。

そんな背景には、仕事と家事の両立が忙し過ぎる。とにかく時間がない。


昔の私もそうでした。朝も早くて、仕事の帰りも遅い。休みには話題のレストランやカフェに行ってみたいし、テレビでは節約、時短の料理番組にコマーシャル。

だから、そんな生活、そんな食生活が当たり前でした。

物にあふれる現代

物というか、アメリカにいても思いますが、いつでも食べたいものが食べられる。旬の季節を待たなくても売っているし、食べ物の種類が多すぎる。日本にいても、ニューヨークなんて特に、どの国の料理でも食べられる。よくも悪くも好きなものを選べるということ。

そして外食では、もっと食べたくなる、また来てもらえるように工夫をするし、気づけば普通の日でも、特別と言われるような、ステーキ、バンバーグ、すき焼きやお寿司のようなメニューを食べてる。

そして、アーユルヴェーダでも言われていることですが、現代の人は食べ過ぎている。そんなことを学んでいて、土井先生の本まで読んだら、食生活、一度に食べる量や日本人としての感覚、美意識。

なるほどな〜と、いろんな気づきがありました。


タイトルとURLをコピーしました